記事をお読みいただき、ありがとうございます。
「筋トレを続けているんだけど、なかなか成果が出ない。。」
「筋トレをやるのに最適な時間ってあるの?」
ジム通いなどで筋トレを始めると、
このような悩みや疑問をお持ちになる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな疑問を解消するための、筋トレに関する情報をお伝えします。
・筋トレと成長ホルモンの関係
・筋トレを行なうのに最適な時間はいつか
はじめに
男性ならば一度は励むもの、
それが筋トレですよね。
そしてその際に同時に気になることが、
「筋トレの効果を最大にするには」
という点だと思います。
そしてそのために、
・筋トレの順番
・筋トレの重量や回数
・超回復を意識した筋トレの頻度
・サプリメントやプロテイン
というような、様々な観点で、
筋トレ効果が最大となることを意識されている方も多いと思います。
しかし、
「筋トレを行なう時間帯」
という点については、
あまり意識されたことがないのではないでしょうか。
今回はその点に注目し、
成長ホルモンや睡眠との関係も絡めつつ、
情報をお伝えしたいと思います。
筋トレの効果が最大となるためには
筋トレを行なうのに最適な時間をお伝えする前に、
なにを根拠に最大となると言っているのか、
その点を先にお伝えしておきます。
筋トレと成長ホルモンの関係
まず成長ホルモンですが、
「成長ホルモンの分泌は、その70%が睡眠中に行なわれる」
という点が重要です。
そして、
ここに加えてもう一つ重要なことが、
「筋トレなどのトレーニングにおいても成長ホルモンは分泌される」
という点です。
筋トレなどのきつめのトレーニングによる成長ホルモンの分泌は、数時間続き、その効果もおよそ深夜頃まで続きます。
そうです。
もし、
夕方から夜にかけて筋トレを行なった場合、
その際の成長ホルモンの分泌が、
睡眠時に大量分泌される成長ホルモンに加わります。
つまり、
成長ホルモンの働きである、
「身体の修復・再生の働き」
が最大化するのです。
筋トレの仕組みは今さら詳細に説明する必要はないかと思います。
簡単にだけ述べておくと、
一度破断した筋線維が修復されることが筋肥大に繋がります。
ということは、
前述の「身体の修復・再生の働き」が、
そのまま筋トレ効果の最大化に繋がります。
筋トレに最適な時間はいつ?
先ほど少し触れましたが、
睡眠時の成長ホルモンの分泌と、
時間帯を重ねることがまず重要です。
したがって、夕方から夜の時間帯が有効となります。
しかし、これをさらに限定的に絞り込むことができます。
結論からいうと、
その理由は2点あります。
この夕方の時間帯というのは、
昼間の覚醒している状態、つまり交感神経が優位の状態から、
副交感神経が優位の状態へと、徐々に移行していく時間となります。
したがって、身体がリラックスした状態となり、
筋肉の柔軟性が高くなる時間帯といえます。
もう1点は、
夜遅すぎる時間の筋トレは睡眠を阻害する、
という点です。
夜遅い時間に筋トレを行ない、
なかなか寝付けない、
そんな経験はないでしょうか?
それは筋トレにより、脳が覚醒状態になってしまったためです。
それでは意味がありません。
したがって、
筋肉の柔軟性が高く、
睡眠への影響も低い時間帯ということで、
午後5時~7時が理想的な時間帯なのです。
もちろん、お仕事の都合上、
この理想時間帯にジムに着いて、もしくは自宅に帰り着いて、筋トレを行なうことが難しい方もいると思います。
しかし、
なにも筋トレをジムで行う必要はありません。
オフィスの椅子の上で座りながらなど、
そういう場所でも可能な筋トレはいくらでもあります。
オフィスで5分程度の筋トレ(無酸素運動)を行ない、
その帰り道に有酸素運動を行なう、
もしくはジムに着いてから有酸素運動を行なう、
この方法でも十分効果は現れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私も今回の情報を知識として取り入れてから、
意識してこの時間にジムに通うようにしています。
もちろん効果がすぐに劇的に出ているわけではないですが、
「この時間にジムに行かなければ」
という形で、
仕事をきっちり切り上げて、
ジムに欠かさず通う、
という副次効果を得ることができました。
今回の記事の内容を実践しても、
もちろん即筋肥大などの効果が出るものではありません。
元々、筋トレ自体が、効果が現れるのに3か月必要と言われています。
しかし、この最適な時間帯を意識することで、
よりトレーニングの励みになり、
また、ジム通いにも、より熱が入るようになるのではないでしょうか。
健康的な身体になるためのジム通いや筋トレにおいて、
私と同じような悩みや疑問をお持ちの方の一助になれば幸いです。